D18

 組織との価値観の不一致が離職の原因らしい

 

 価値観が重要な理由は、その違いがそのまま思考、行動にでる

 

 ダイバシティー経営として、個人の多様性を認めるあるいは許容するという傾向の組織が増えてきている

 

 会社という乗り合いバスに 乗り合わせている間は、バラバラの行動でバスが大きくゆれたり、事故をおこしたりする

 

この現象を管理するか否かはケースバイケース

 

D16

 従業員一人ひとりをいかす人事管理という

個別対応を日本の会社にも時代が要求している

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO63526580X00C20A9SHE000?s=4

 

 文化人類学的に、エスノグラフィーという考え方がある

 エスノグラフィーは定量的な情報よりも、行動パターンや特性などを定性的に分析し、個人レベルでの評価をより納得感のあるものにする

 

 現場の内情や考え方など、現場のリアルな様子を理解でき、担当者が現場に足を運んで仕事の様子を観察することで、実際にどのように業務に取り組んでいるのかを把握し、各社員の意識と実態を包括的に捉えることが出来る

 

 

 

 

 

 

 

 

D15

 組織活性化は、社員の自由意識を尊重し、

寛容に行動し合うことが良いとされる

 

例えば、フィッシュ哲学の行動原則は、
①注意を向ける(Be There)
 ~目の前にいる人に注意を向け、その人が求めるものに共感する
②遊ぶ(Play)
 ~自らの好奇心で「こうしたらどうだろう」と楽しむ
③喜ばせる(Make Their Day)
 ~見返りを求めずに相手に貢献することが自分の喜びになる
④態度を選ぶ(Choose Your Attitude)
 ~仕事において自分が理想とする態度を明確にして選ぶ
以上の4つのマインドを基本として構成されます。

これらのマインドに基づいて、
①明快な態度で、顧客の要望にプラスαの情報を提供する
②小さくても、自分が楽しく、満足できるアイディアを実行する
③たとえ評価が得られなくとも、常に自分が先に笑顔で迎える
④クレームやアクシデントに際しても穏やかで冷静な自分でいる
などの具体的な行動に、従業員自身が取り組みます。


その結果、職場の雰囲気が変わり、
・職場が笑顔で活性化することで離職率が低下
・職場内の人間関係が和やかに改善
・従業員の満足度の向上
顧客満足度の向上
・組織の目標の達成に効果大
などのメリットを生むといわれている

D14

ワークライフインテグレーションについて


仕事と生活の双方の充実を目的とし、すべてを仕事につなげる考えではないという意思表示をしっかりする必要があります。
人事制度を見直して「成果」による評価に切り替えなくてはいけません。
また経営者従業員全ての人の思考の転換が必要です。まずリーダーが率先してワーク・ライフ・インテグレーションを成し遂げるようにしましょう。上の立場の人間が正しく示すことで、後に続く社員の理解につながります。

ワークライフバランス vs ワークライフインテグレーション
これまでのワークライフバランスのコンセプトと、今回説明しているワークライフインテグレーションの違いをより明確にするために、いくつかの例を紹介する。(A. ワークライフバランス, B. ワークライフインテグレーション)

A. 学校に子供を迎えに行くために5時に仕事を切り上げる
B. 学校が終わったら子供が会社に遊びに来る

A. 顧客対応のために長時間オフィスに残る
B. 早めに家に帰り、ディナー後に顧客対応をする

A. 昼休みに家に戻り犬の散歩をする
B. 犬を会社に連れて来る

A. 会社でスタッフにランチを提供する
B. 会社のキッチンでスタッフ同士が料理を振る舞う

A. 仕事終わりにスタッフと飲みに行く
B. オフィスでワインの飲み比べをする

A. 週末にオフィスで仕事を終わらせてからバンドの練習をする
B. オフィスを練習スタジオとして利用する

A. 仕事のストレスを解消するために家に帰ってゲームをする
B. オフィスでスタッフ対抗マリオカート大会を開催する

A. 頑張って有給をとって家族と旅行に行く
B. 会社で家族同伴OKのチームビルディング活動を行う

ワーク・ライフ・インテグレーションのための制度例

子育て支援
育児休業、育児時間、子供の看護休暇、育児短時間勤務制度、保育料補助、ホームヘルプ補助

 
介護支援
介護休業、介護休暇、介護短時間勤務制度、介護サービス補助金、介護休業給付金、高額療養費、高額介護合算療養費

 
地域活動支援
ボランティア休暇

 
裁量労働
フレックスタイム制度の導入、勤務時間中での私用への柔軟な対応

 
こうした制度の整備だけでなく、個人がワーク・ライフ・インテグレーションを実践していこうとする心構えが大切です。

ワーク・ライフ・インテグレーションの意義をしっかり理解させて、これらの制度を導入する必要がある

D13

 仕事をすることは、人の寿命を縮めるようだ

 

 「ストレスによって、病気にかかりやすくなったり、体への不調を招くことは、多くの人が体験していることで、ストレスが問題を引き起こすことは様々な研究でも明らかにされています。その中でも、ハーバード大学スタンフォード大学の研究で、仕事で強いストレスを感じている人は、ストレスをあまり感じていない人と比べて、最大で3年も寿命が縮むことが分かりました。」と

 

 つまり、仕事=ストレス という認識システムが出来上がってしまうと良くないということだろう

 生活を送る上で仕事というものの優先順を

3番以下にするとストレスフリーになり、朝の体操、寝る前のヨガのように習慣性のあるものを日々の生活の優先順位に置くとストレスが発生しにくくなる

 

 

 

 

D12

 日本社会のWellbeing は最下位に近く、

身体的健康は上位らしい

 

※ブログD3より 

Well-beimg =健康、幸福は、希望、目的達成、弾力、楽観からなっているらしい。

社員の健康、幸福は全社員の組織に対する心理的安全、信頼関係からのみ達成する

 

 今の日本は、私が過ごした、30年前のヨーロッパの状況に似ている 

 違うのは、コロナにより良い方向に振れる加速度が増している点だ